
最近変化の目立つ同和鉱業片上鉄道跡
平成3年に廃止された同和鉱業片上鉄道(片上〜柵原、岡山県)の廃線跡は、まだかなりの部分が廃止後レールや枕木をはずされた状態で残っていたのですが、ここのところ変化が激しくなってきました。すでにサイクリングロード化されている和気の南側付近に続いて、北側も金剛川橋梁〜益原の先までが3月末までの工期でサイクリングロードの工事が行われており、このほど本和気駅跡の相対式ホームの片面も撤去されてしまいました。また、備前矢田駅跡の北側も平成9年にサイクリングロード化されています。
400m余りの長さを誇った第一吉井川橋梁も昨年から今年にかけて撤去されており、現在はわずかに残った橋台の基礎部分が、新しいコンクリによって作りなおされようとしています。そして、その北側もこの2月2日から工事が始まりました。また、周匝駅跡の南側も昨年11月頃にできた雇用促進住宅への道路として生まれ変わっています。
このように最近とみに変化が激しくなってきた同和鉱業片上鉄道跡ですが、まだまだ雰囲気満点の箇所も多く、訪れる価値はおおいにある廃線跡です。このHPでも3月頃に取りあげる予定です。
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