旧法勝寺鉄道の現存木造客車に脚光
このほど、久しぶりに法勝寺鉄道の名を冠した、心温まるニュースが全国を駆けめぐりました。
それは、鳥取県米子市の湊山公園に保存されていた、旧法勝寺鉄道の二軸木造客車が、日本に現存する最古の客車であると判明したのです。専門家によると、1887年(明治20年)にイギリスのバーミンガムで製造された、フ50号という客車だそうです。
これを受けて、早速米子市教育委員会は、現地で客車の修復工事を開始、10月下旬の完了とともに、JR米子駅近くの「米子れいるろおど館」横に移設し、展示をすることとなりました。
それまで、公園の一角に雨ざらしで展示してあった法勝寺鉄道の客車が一躍脚光を浴びることとなって、別に直接の関係はないけれどちょっと嬉しい、そんな気分にさせるニュースでありました。